是非よろしくお願いいたします。
やはり、多分外務省だけだと思うんですね、こんな資料を出しているのは。恥ずかしいですよ、本当に。是非よろしくお願いいたします。
それでは、FOIP、自由で開かれたインド太平洋の進展について伺いたいと思います。
これは、三本柱と外務大臣が大臣所信で述べた一つということでありますし、私もこの場をおかりして、安倍元総理が亡くなられたことを心からお悔やみを、そして御冥福をお祈り申し上げたいと思います。追悼演説でも、野田立憲民主党代表が、安倍元総理の光と影ではありませんが、プラス、マイナス両方に触れながら追悼演説を述べたことを、私も国会外でありましたが、聞かせていただきました。
経済、金融について、私は、やはりアベノミクスの負の遺産が今行き過ぎた円安の原因であるということなので、非常に今の日本の物価高をもたらしている側面というのは否定できないというふうに思っております。
一方、自由で開かれたインド太平洋というものは、やはり非常に大事な側面であるというふうに私も考えます。二〇〇〇年当初からずっと進めてきたインド重視の日本外交、これは政権交代からも、当時の民主党政権も引き継いで取り組んでまいりました。私も、二〇〇九年から二〇一七年まで日印友好議連の幹事長も務めさせていただきましたので、福田元総理、町村元外相、細田先生などが歴代会長を務められたという経緯もございます。
FOIP、自由で開かれたインド太平洋に関しては、ASEANでは、AOIP、インド太平洋に関するASEANアウトルックが二〇一九年につくられているなどしておりますし、二〇一八年には、岩屋外相は防衛大臣としてASEANの防衛担当大臣会合にも出られているということですので、お詳しいというふうに思います。
そういった意味では、開かれたインド太平洋、特にインド洋、それから太平洋といっても、西太平洋というところが一つエリアだとしますと、アフリカの東部、インド、ASEAN、そしてまた西太平洋諸島というような意味での関係強化が必要というふうに考えますが、御所見を伺いたいと思います。